
参加される宴会を担当。
私の所属する婚礼宴会課では、宴会や式典などで当ホテルを利用される団体のお客様に対し、事前のお打合せや宿泊・お料理等の手配、当日の会場案内などを行っています。少ない場合で数名、多ければ600名もの団体様に対応するので、ご要望もさまざま。ホテルに関する幅広い知識が求められる仕事です。
まず大切なのは、お客様がお持ちのイメージをあらかじめ丁寧にお聞きし、どういったサービスや宴会を求めていらっしゃるのか、言葉の奥までしっかり理解すること。そのうえで調理場や会場のスタッフと密に連携し、ご希望に添った環境や流れが作れた時、この仕事の大きなやりがいを感じます。まだ経験が浅く未熟な点もありますが、わからないなりに試行錯誤しながらお客様へのご提案を考えるのはとても充実した時間。先輩たちの柔軟な対応を参考に、知識を身につけているところです。

自分自身も満たされる。
以前、綿密な打ち合わせを行いながら担当したお客様が、宴会後「一緒に集合写真に写ってほしい」と言ってくださったことがありました。ご満足いただけたのだと実感でき、とても嬉しかったです。また、七五三のシーズンにはお子様の写真撮影ができるプランをご用意しているのですが、ご家族の幸せそうな笑顔を見ているとこちらまで温かい気持ちになります。一生残るご家族の思い出をお手伝いでき、この仕事をしていてよかったと実感できる瞬間です。
私はいつも「お客様に喜んでいただこう」と思って働いていますが、あとから振り返ると、逆に自分のほうが喜びをいただいているような気がします。ホテルは、自分にもお客様にもたくさんの「体験」が待っている場所。これからも、喜びにあふれたホテル体験をデザインしていきたいです。



今年、富士屋ホテルズ&リゾーツの草野球チームが正式に発足! 部署も年齢も超えてメンバーが集まり、私も初期メンバーの一員に。かつてホテルで使っていた古いユニフォームがあるのですが、昔のものなのでサイズが小さくて(笑)。これからユニフォームを作ったり、練習をはじめたりと、活動が楽しみです。
